2016/02/20

風情の時代




こんにちは


いつも当ブログを読んで頂き有難う御座います。


雨の土曜日


気温は高め、とのことです。


今日は最近感じていることを


真面目に書いてみようと思います。


バブル景気が崩れて早四半世紀が経とうとしております。


何かこう、萎縮してしまったかのような経済状況の中で


安いものこそ正義


みたいな風潮が続いております。


物を安く作ると言うのは


言い換えれば大量生産する


と言う事が言えると思います。


沢山同じものを作るから安くなるのであり


そこには安い労働力が必要であり


すなわち人件費の安い海外で生産するのが得策なのです。


まだまだ法整備が整っていなかったり


人権なんてものの観念すら持ち合わせていないような国においては


空調の効かない場所で低賃金で長時間労働を強いたり


日本だとまだ就労出来ないような年齢の子供に労働させたり


私自身も行ったことが有りますが


日本では想像もできないような劣悪な環境の下で


作業させられております。


これは衣類だけに限った事ではないと思います。


しかし


ほんのここ最近


潮目が変化してきているように感じ


そう言う話をしてみると


同意してくれる人達が多いです。


最早大量生産、大量消費の時代にピリオドを打つべき


なのではないですかね。


我々日本人が生来持っている


”風情” を愉しむと言う感覚


いい加減もう疲れて


そこに還って来ているように感じます。


















味気の無いショッピングモールや


アウトレットモール


で週末の貴重な時間を費やす


なんてもったいないです。


もういい加減気が付いた方が良いと思います。


セール合戦してますけど


それでも小売店は利益を出しているのです。


アウトレットモール?


全国に何店舗有るのでしょう?


そんなにアウトレット商品があったら


店もメーカーも潰れてしまいますよ。


有名セレクトショップも


アウトレットモール用に商品を作っているのです


キチンと利益が上がるように作っているのですよ。


アウトレットモールなんて


ただの小売り業の1つの業態に過ぎないのですよ。


いい加減踊らされるのは止しましょう。


非常に消費者をバカにした小売業態です。


閉店セールや


今だけタイムサービスを


ずーっとやってんのと一緒です。


ディベロッパーは集客力のあるショップを集め


遠隔地で朝から晩まで拘束して


衣類やら家電製品やらブランド品やら


何から何まで買わせて


飲食までさせて儲けています。


完全に彼らの手のひらの上で踊らされているのです。


日本には風情豊かな場所や


趣のある建物や


古来の伝統品や


素敵なものが沢山有ります。


味気の無い建物で


味気の無い服買って


化学調味料たっぷりの美味しい食べ物食べて・・・


沢山毒吐きましたが本心です。


衣類も飲食も一緒ですが


ちょっと売れたからって


多店舗展開する


大量生産する


コストダウンを計る


利益が上がる


味気なくなる


この構図だと思います。


有名店でも頑なに多店舗展開しない店は有ります。


大手百貨店やメガバンクが頭下げても


断り続けている店も知っています。


どちらが良いとか悪いとかじゃなくて


価値を守るため、品質を守るための判断だと思います。


そういった姿勢や接客態度や諸々が有って


信頼され信用され


そう言ったすべての事が店の風格に現れるのだと思います。


長々と駄文を書きましたが


大量生産、大量消費の時代が終わり


これからは



風情の時代なのだ!




締めくくらせて頂きながらも


通販ご希望の方は




まで


では


素敵な週末を